京都大学は、以下の用に報告している。
本件不正行為に係る調査結果についてのリンク
京都大学における研究活動上の不正行為に係る調査結果について(概要)
調査に至る経緯 平成 29 年 8 月に、本学の通報窓口に、理学研究科の林 愛明教授が責任著者である学術論文につ いて科学的不正の疑いがある旨の通報があった。そこには、「通報対象論文の図表には、見過ごす ことのできない多数のミスが散見されるとともに、一部では真正なデータの不正使用などによる改 ざんが疑われる」と指摘されていた。 通報をうけ、予備調査を行った結果、本格的な調査を行うことが必要であると判断し、外部委員 を含む調査委員会を設置し、調査を開始した。
結論 調査の結果、論文の結論を導き出すために重要な役割を果たしているFig.1とFig.2の合計6個の 図のうちの4つの図に、故意であるか否かは判断できなかったが、研究者としてわきまえるべき基 本的な注意義務を著しく反した行為による、改ざん・盗用が認められた。
京都大学のリリースへのリンク
参考
林 愛明 教授のページ
理学研究科
地球惑星科学専攻 地球物理学教室
活構造学講座
教授
http://www.sci.kyoto-u.ac.jp/ja/research/researcher/aiminglin-ea.html