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デジタルツインの妙味

本日は、プレジの創業者の石井雄也代表取締役にインタビューさせていただきます。

 

RJ>プレジは早くからブロックチェーンをやられていますが、

最初に不動産を登記したのは、プレジの物件だったわけですよね?

 

2018年ぐらい、2017年だったかな、土地でしたかね。6年前ですね。

今よりブロックチェーンって何?っていう不動産屋さんばっかりだったので、なんかやってんだけど、何やってんのかなって感じで思われてたんだと思いますけど。

今でも不動産の登記をブロックチェーンでやれるといっても、まあなんか大変だなという感じなんですけれども。でも、ブロックチェーンがそのインターネットの次の何か革命でというのがあるんで、これが軸となって何かがこの先起きていくんだろうなというのを思いながらやってましたね。

 

RJ>なるほど。

 

ちょっとそれがどうなるかわかんなくてきたのが、メタバースとかNFTとか、なるほどデジタルツインところに来たという。

最初本当にブロックチェーンで登記しても、確かにその開発途上国と後進国は二重売買とか登記がされないとか詐欺があるとかだからそれはすごくいいなと思いましたけれども、先進国だとあんまりあれなのかな。使わないのかなと思ってたところに、今いったものが来たので、これは多分それ、そっちで広がっていくんだろうなって思い始めましたね。

それを僕の周りの不動産屋で、一応東京では仕事ができるだろう人たちと話しても。まだちんぷんかんぷんっていう(笑)

で、あ、何かやってるなと思うと、結局ブロックチェーン使ってなくて、内覧で使いますとか、マンションのプレセールで使いますとか。効率化にはなるけどなんかどこにも行かなさそうな現状が、日本のそのブロックチェーンとかなんていうかな、メタバースとかデジタルツインの部分なのかなと思いますね。

 

RJ>なるほど。今のところそういう感じですかね。

 

ですね、そういうまあ、世界は違うんだと思うんですけど、日本はそんな感じですね。なんでブロックチェーンが大事なの?みたいな感じで返されちゃうっていう(笑)。

別にブロックチェーンじゃなくてもいいんじゃないの?みたいな感じで言われちゃうのが、今ですかね。

 

RJ>ChatGPTとか出てきたので、今なんかイーロン・マスクさんとかいろんな人たちがちょっとAI怖いじゃんとか言ってるいますが、IoTハッキングされたりロボットが入ってきたり、部屋の中のロボットが何か悪さしたりとか、

 

どうすんだみたいな、規制をどうするんだっていうのを日本でも、国会議員たちがやっていますね、テレビでもやっていますね。

 

RJ>それを本当はブロックチェーンで守ろうっていうのが、多分ひとつの正しい方向なのかなと思ったりしますが。

 

この後、多分数ヶ月から半年後にやっとそこに行くんじゃないですか(笑)。今はまだみんなそんなことなんて思ってなくて、どうすんだとするんだみたいな感じで、言っていて、

でやっとブロックチェーン、なるほどみたいな感じになるのかなと。そうすると数ヶ月後、日本は半年後ぐらいにやっぱブロックチェーン が大事なんじゃんって騒ぎ始めるんじゃないかなっていう時代が日本でも来るっていう。アメリカとかのが早いんでしょうけども。

 

RJ>まだなんかアメリカも、イーロン・マスクを見ても、意外と個別に、別々に言っていて、くっつくと思ってる感じがあんまりまだないんですよね。

RJ>初めにアパートのナマズの地震センサーとかがあったと思うんですけど、あれも多分世界初のIoTとブロックチェーンをくっつけて、あれも凄い話題になったわけですけどね。業界のかコアな人たちの中では、世界で認識され始められたわけですけど、あんまり日本のメディアでは取り上げられたり、世界のメディアもほとんど追いついてないとは思うんですけども、歴史的に見るとあれが世界初なんですよね。

 

そうですね2019年の多分6月とか、そうですね7月か6月に地震が実際にあって、そのデーターがブロックチェーン に入って、脚立持ってうちの社員が行ってましたね。いやでもああいうのだから、この先にやっとわかるのかなっていう感じだと思うんですけどね。

 

RJ>そうですねIoTとブロックチェーンというのは、話す人も多少いますよね。

 

確かに東京都のとこデジタルツインのページを見ても、それがそういうふうになっていくんだって書いてあって、それでどこのデジタルツインを見ても、IoTと、ブロックチェーンまでは出てこないかもしれないすけど、IoTでデータをいっぱいとって、みたいなのは書かれてますね。

 

RJ>デジタルツイン・ブロックチェーンが不動産業界に与える影響は?

 

僕はねレディプレイヤーワンを観たんですよ。

 

RJ>なるほど、いかがでした?

 

ちょっとあそこで遊んでる感じわかんないんですよ。あそこで生きている感じが僕は多分ないと思うので(笑)

でも、確かに物を買うときに最近も、ジャパニーズ・ウィスキーの一番安いやつを探すとかいってずっとGoogleから探していろんなサイト飛んだり、携帯でずっとこうやってるわけなんですけど、パソコンでもいいですけど、実際にショップに入れるとかないわけじゃないすか。

 

RJ>はい

 

オンラインのサイトには入って自分で調べてカチャカチャできるけどっていう中で、

自分の飲んだことがあるものとか、触ったことがあるものとかは多分想像で買えるんですけど、そうじゃないものとかは、わかんないじゃないすか、大きさとかも何もわからないので。

 

RJ>確かに

 

それをなんかそのメタバース中入っていって実際本当にこういうこの感じかみたいな。

わかんないわけですよ。サイズ感とかね奥行き感とかその写真じゃなかなかわかんないのとかをみると。確かにあの中で、物を買ったりする人は確かに出てくんだろうなっていうのは、実際レディープレイヤーワンでも買ってましたしね。

ピッてやったらシューズかなんかが自宅にそのまま届いたりとか。ああなるんじゃないかなと思ってますけど。

 

RJ>確かにナイキのシューズとかすごいエアジョーダンとかですね、選ぶのに。

 

ナイキのジョーダンの、最初の旗艦店が渋谷になったと最近。

やっぱり渋谷が一番売れるんじゃないですか。渋谷2店舗目だったが1店舗目だったか。

だからああいうレディープレイヤーワンみたいな感じで人がメタバースの中で買い物して出すとそこで売り上げが上がるから、デジタルツインでこのメタバースの中に商業の店を出しているところだしてないとこだと。やっぱり、いろんな意味で差がついちゃうかなっていう。

やらないよりやった方が絶対いいよねみたいなふうになるんじゃないかっていう。

 

RJ>なるほど。

 

RJ>不動産業界の課題、この後どう変わると思いますか? コロナも終わりましたが、不動産側はどうでしょうか?

 

東京はちょっと空室率がちょっと異常で、新築のオフィスたちが、結局ひどいフリーレントだから、もうザクザク出してもなかなか埋らないみたいな状況になっていて、

インスタグラムで三菱地所が、フリーレント半年と、さらに家賃半額みたいなことをやっている現状なので、よっぽどだからきついんじゃないかなと。それコンパクトのビルなんですけどね大きいワンフロア500−1000坪規模じゃなくて多分、コンパクトシリーズのワンフロアの30坪50坪なんで、中小狙いのところが多分ボコボコになっていて、ゾンビ企業っていう、要はコロナが本当は死に体だったところを、ゼロゼロ融資で伸ばして、それが今後どんどん倒産が増えていくという感じなので、やっぱりオフィスの方がきついのかなというのは見受けられますけど、

 

RJ>サンフランシスコもう30パー超えたって言ってますね空室率が。サブプライムの後もう10何パーとか20パーぐらいまでいったけど、30はもうすごいとかいってました。でも日本の場合は、東京以外に行くとこないですからね。日本の場合はテキサスに行ったりしたりしないんで。

 

やはり新築でみんなが作りすぎたっていうのが一番大きいかなという

物件数が増えたというのもあるんじゃないかなと。ボコボコ建っていて、だからどこ行っても工事されてて、それは確かに景気いい感じに見えるよねと。

 

RJ>そうですね。なるほど。

 

はい、やっぱ高級な賃貸マンションとか相変わらず全然空きないですし、

もう30万というか、もう本当40万以上の部屋とかも結構空きなく、都心部の方は全部埋まっちゃってる感じで。

 

RJ>なるほど、やはり海外からすると東京のが非常に安いんですよね。だから、それに見合う、数がないっていう感じだと思うんですよね

 

そうですね。

作ってあるやつがみんなコンパクトな、本当にLDKの55平米とかなんで、金持ち仕様に作られてないっていう。住居に関して言えば、すごくもうワンルームなんかの20平米、25平米とか、そうですね、それ金持ちは住まないでしょうっていう、だからそういうちょっと大きめのを作ると、多分お金持ちの外人だって日本人だったりが住むということじゃないすかね。そっちの方はまだ足りてないんだと思うんですよ。高級賃貸本当にすごいやつは足りてないんじゃないかっていう。

 

RJ>日本の不動産業全体的には、物件だけじゃないところでいくと?

 

やはり不動産屋は、前からですけどね、そんなすごくないっていうとあれですけど、なんかみなさんやはりすごい慎重にやってるから、慎重に無理しないみたいな、とにかく失敗しないようにもうゆっくりゆっくり本当に像?亀ぐらいゆっくりやってる感じで。

オープンハウスはその分まあまあな感じで行くじゃないですか。大和ハウスのもそうだったんだと思うんですけど、それ以外の財閥系とか電鉄系の大手は結構ゆっくりゆっくりやってる感じで。

それがやっぱりいろいろ変わらないのかなって。どっちかっていうとその頑張ってるのは大手といえども財閥系とかじゃない上場企業とかだったりが結構頑張って開発とか、いろいろ積極的にやってんのかなっていう感じで、

これもだからアベノミクスのおかげで景気良く、みんな儲かったからそういうふうにチャレンジできるっていう感じだと思うんですよね。

 

RJ>なるほど。

 

10年前、8年前とか多店舗開発とかやる会社って本当になかった。ほとんど事務所開発とか、それが本当にこの5、6年ぐらいでだいぶ増えたって感じですね。

だから商業地、いわゆる本当の大手が買わない、ちょっとちっちゃめな商業施設の値段がすぐ上がってるっていうイメージあります。

売上規模で10億から30億の行かないようなやつって感じですけどね。

そんなことやってたら皆んなコンパクトオフィスを作り始めて、誰かが作ったら、まあ住友商事がはしりな気がしますけど、それが作り始めたらみんなが参入していって、ていう、で、今飽和状態で、空室ばっかり大変みたいな感じで。

なので、本当、ゆっくりな感じで、もっといろいろできるっていう感じかなと思います。

 

RJ>リートに期待するものは?

 

もっと規模を増やしていいんじゃないかなと思いますね

 

RJ>そうですよねいいですね!

 

リートより私募ファンドが増えてるイメージがありますね。やっぱお金余ってて、

 

RJ>確かに確かに

 

なんでそこは別に取られないでREITがドンドンやればいいのにと思います。まあリート、厳しいですかねやっぱあの買う規定が。だからあんまりなのかなっていう気はしますけど。

 

RJ>なるほど今後はどんなことに?

 

不動産関係ブロックチェーンで書かせてもらってるぐらいなので、

不動産はもちろん不動産屋なので、そこにやっぱブロックチェーンが絡む方をやりたいので、今だったらやっぱできたらメタバース、IoTとかいう感じなんですよね。

そっちに現物の不動産もっていきたいっすよね。そっちの何か取引をやりたいなと思います。

何か今現物で、現物というのはこの世界で、やっぱ渋谷の一等地を抑えるテナントとしてとかってもう結構無理じゃないすか。

銀座とかも多分向こう何十年か出てこないと。それがまだ可能性あるのかなっていう。

 

RJ>なるほどですね。確かにインターネットも始め、ヤフーが不動産だって言われて、そこにどういう広告っていうか店を構えるのかっていうのよく言われてたんですけどそうですね。

 

なるほど、ブロックチェーンの、細かい、なんか、効率的になんかなっていくとかっていう部分は、あんまり今僕らじゃなくてもいいのかなとか思ってて、やっぱ実際の建物がガンガン動いたりとか、テナントリースだったとか、そういうのを積極的にやりたいですね

 

RJ>なるほど。どういうレベルのお客さんとか、想定されていますか?皆さんまず、リートの方が多いと思うんですけど、

 

まあちょっと雑居ビルだとちょっときつい気がするんで、要は3億とか5億円ぐらいとかのビルだとちょっときついと思うんで。もうちょっと大きいやつですかね、

そう、せめて数十億円以上ぐらいからの方がいいのかなっていう気がしてますね。なんかそこそこの価値が上がってくれたらみんな入ってくるのかなと、

何か、あれやっぱやった方がいいらしいよ、みたいよな。

 

RJ>なるほど。

 

実際今も多分やりたいんですけど、みんな考えてるのは、どのメタバースに行けばいいんだろうみたいなことばっかり考えてると思うんで、どこのメタバースが当たりなんだ?みたいな(笑)。そこじゃないと思うんですけど(笑)。

 

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